別ミルメのブログ

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The Weapons Of Math Destruction

今回は音楽のレコメンドを。

 

 

 

バッファロー・ドーター

『The Weapons Of Math Destruction』

The Weapons Of Math Destruction

The Weapons Of Math Destruction

テクノ的な規則性を基幹に展開するバンド、《バッファロー・ドーター》の現時点の最新盤。

2010年のリリース。

バッファロー・ドーターの音源は一通り所有していて、その流れからどう変化発展があるか非常に楽しみな作品だった。

しっかりと“らしさ”をキープしつつ、より強固になっている印象。

録音の仕上がりも大分大きいのかも。

シャープでソリッドな音響処理が非常にバンドの主旨と合致している。

本アルバムのメイン・コンセプトが“物理”というものなので、空気振動の物質感が上手く表れている。

上記に記したように、個人的にはロック・バンドというよりはテクノ・バンドと形容した方がしっくりくる。

基幹のリズム・マシーンめいた等速なクリックの上をスペーシーなエフェクトが無重力に舞う。

キレキレのラップが乗ったトラックも非常にカッコいいので、ヒップホップ的な接触も多分に味わえる。

やはり、私オススメのオルタナティブ・バンドであると再度確信。

 

 

 

この盤のリリースからそろそろ3年が経過するので、次のリリースが遠くは無いのかもと勝手に期待している。

今年中に動きが無きにしも非ず。(?)