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別ミルメのブログ

私の美の世界。 Twitter:@another_mirume

別ミルメ的2015年下半期おすすめ書籍30選

私、別ミルメが2015年の下半期(7~12月)に読んだ書籍の中で特におすすめのものを紹介。

尚、書籍の発売時期が2015年の下半期という訳では無く、私が読んだ時期を指すので注意を。

発表順に順位的なものは無い。

 

 

【1】

デリダ 脱構築と正義 (講談社学術文庫)

デリダ 脱構築と正義 (講談社学術文庫)

 

哲学者《ジャック・デリダ》の生涯と思想を辿る。

非常に分かりやすい。

表紙もカッコ良い。

 

 

 

【2】

差異と欲望―ブルデュー『ディスタンクシオン』を読む

差異と欲望―ブルデュー『ディスタンクシオン』を読む

 

ピエール・ブルデュー》の著書『ディスタンクシオン』を改めて解説する。

文化や生活の違いにより同じ人間でも振る舞いや嗜好が階層化する。

生まれが育ちに直結する。

いわゆる文化資本

 

 

【3】

西洋美学史

西洋美学史

 

タイトル通り西洋美学史に関する。

美学の書籍ではこちらが特に読みやすかった。

 

 

 

 【4】

意識はいつ生まれるのか――脳の謎に挑む統合情報理論

意識はいつ生まれるのか――脳の謎に挑む統合情報理論

 

脳に入力された情報の統合されたものをΦ(ファイ)と呼ぶ。

意識という抽象的な存在を臨床的なデータも用いて捉える。

 

 

 

【5】

現代建築に関する16章 〈空間、時間、そして世界〉 (講談社現代新書)

現代建築に関する16章 〈空間、時間、そして世界〉 (講談社現代新書)

 

空間論として読める。

文章もリリカルで美しい。 

 

 

 

 【6】

意識をめぐる冒険

意識をめぐる冒険

 

神経科学、脳に関する内容。

小説ではない。

非生物にも意識はあるか。

 

 

 

【7】

「シェア」の思想/または愛と制度と空間の関係

「シェア」の思想/または愛と制度と空間の関係

 

建築や空間の共有。

個人が分割独立されずに重なり合うこと。

表紙がカッコ良い。  

 

 

 

【8】

快感回路---なぜ気持ちいいのか なぜやめられないのか (河出文庫)

快感回路---なぜ気持ちいいのか なぜやめられないのか (河出文庫)

 

神経科学の内容で快楽にフォーカスする。

食事の快楽、ドラッグの快楽などが発生する過程を詳細に追う。

 

 

 

【9】

反オブジェクト―建築を溶かし、砕く (ちくま学芸文庫)

反オブジェクト―建築を溶かし、砕く (ちくま学芸文庫)

 

建築物は周辺空間から断絶し独立して目立っていいものか。

そういった傾向へ懐疑を向ける。

著者が制作に携わった建築物を例示として用いて詳述する。

哲学書としても読める。  

 

 

 

【10】

ポストヒューマニティーズ――伊藤計劃以後のSF

ポストヒューマニティーズ――伊藤計劃以後のSF

 

SF文学の最新モードに関する。

アニメや映画やゲームや哲学なども広範に取り上げられていて読み応えがある。

 

 

 

【11】

ソフィストとは誰か? (ちくま学芸文庫)

ソフィストとは誰か? (ちくま学芸文庫)

 

哲学者よりも劣った存在として扱われがちなソフィストのイメージは果たして真実か?

二者を対照的に有意に描き出す。

 

 

 

【12】

時間の分子生物学 (講談社現代新書)

時間の分子生物学 (講談社現代新書)

 

生物における時間感覚とは何か。

身体はどうやってその概念・認識を管理しているのか。

睡眠に関する不思議も取り扱う。

 

 

 

【13】

脳と身体の動的デザイン―運動・知覚の非線形力学と発達 (身体とシステム)

脳と身体の動的デザイン―運動・知覚の非線形力学と発達 (身体とシステム)

 

身体の運動論。

手足はどうやって周辺環境を捉えるか。

身体の運動機能はいつから備わっているのか。

新生児の成長段階を分析することで能力獲得の過程を探る。

 

 

 

【14】

哲学のアポリア

哲学のアポリア

 

アポリアとは難題を指す。

哲学でよく取り上げられるトピックを一通り紹介している。

そこそこ哲学の書籍が読めるならば早めに読んでいただきたい一冊。

 

 

 

【15】

融けるデザイン ―ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論

融けるデザイン ―ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論

 

ベースはUI(ユーザーインターフェイス)に関する内容。

最近のデバイスの使用法を例示として用い易しくデザインの意図について

解説する。

 

 

 

【16】

<脳と文明>の暗号 言語・音楽・サルからヒトへ (KS一般書)

<脳と文明>の暗号 言語・音楽・サルからヒトへ (KS一般書)

 

言語や音楽の起源を著者独自の仮説を起点に推論する。

音と人の運動の関係性。

 

 

 

【17】

レイアウトの法則―アートとアフォーダンス

レイアウトの法則―アートとアフォーダンス

 

自然の法則に従った空間で私達は住み、運動する。

空間や物質の配置は何故この状態なのか。

改めて再考することで新しい環世界を獲得出来る。

 

 

 

【18】

神は妄想である―宗教との決別

神は妄想である―宗教との決別

 

神ありきの信仰をひたすら懐疑する。

無神論の思考とはどういった理屈か。

ダーウィン主義が反証として機能する。

 

 

 

【19】

ロボットの心-7つの哲学物語 (講談社現代新書)

ロボットの心-7つの哲学物語 (講談社現代新書)

 

タイトル通りロボットから哲学する。

人間と非人間的ロボットの差異とは。

お互いが接近することで境界が見えてくるかもしれない。

 

 

 

【20】

からだ:認識の原点 (コレクション認知科学)

からだ:認識の原点 (コレクション認知科学)

 

身体の各部位の動きを改めて解説する。

外部の流れを読み取ることで滑らかに入力する。

 

 

 

【21】

公的空間と私的空間の完全な分割がもたらすものは何か。

中間的空間の再提案。

 

 

 

【22】

誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論

誰のためのデザイン? 増補・改訂版 ―認知科学者のデザイン原論

 

道具や表示のデザインが使用者に正しい用途も間違った用途も伝える。

どういったデザインが望ましい用途に導くのか。

 

 

 

【23】

心理学的な映画分析と音楽的な映画分析。

著者が音楽家であることから後者の分析が特に面白い。

映像と音楽の関係、無関係。

 

 

 

【24】

神経回路網モデルとコネクショニズム (コレクション認知科学)

神経回路網モデルとコネクショニズム (コレクション認知科学)

 

脳の計算手順とコンピューターの計算手順を比較する。

無学でも読みやすい。

 

 

 

【25】

考えることの科学―推論の認知心理学への招待 (中公新書)

考えることの科学―推論の認知心理学への招待 (中公新書)

 

心理学と論理学。

綺麗に折衷された内容。

論理学の書籍では一番収穫があった。

 

 

 

【26】

ニューロサイコアナリシスへの招待

ニューロサイコアナリシスへの招待

 

“2000年に国際学会が設立されたニューロサイコアナリシス(神経精神分析)は、精神分析とニューロサイエンス(神経科学)を統合しようとする新たなムーブメントである”。

夢からの精神分析は出来るか?

睡眠中に脳で起こっていることは何を表すか。

 

 

 

【27】

魔法の世紀

魔法の世紀

 

メディアアートとは何かを改めて表明する。

メディアそのものが提示する新しい概念でアートする。

 

 

 

【28】

相対主義の極北 (ちくま学芸文庫)

相対主義の極北 (ちくま学芸文庫)

 

メタ哲学的な内容。

難しいが一読する必要はあると思う。

 

 

 

【29】

プラグマティズム入門講義

プラグマティズム入門講義

 

タイトル通りプラグマティズムを分かりやすく解説する。

哲学の各主義の精緻な統合ではなく柔軟な活用を見出す。

 

 

 

【30】

1980年代の魅力的なSF映画を中心に解説を行う。

映画監督の人生が色濃く作品に投影されている様がうかがえる。

文章も美しい。

 

 

 

哲学に強く興味があるので読書傾向もそちらにほぼ寄っている。

世界認識の起点に何よりも用がある。

以後もこのモードは暫く続きそう。