今回は私が行ったライブ及びそれに関連したイベントのレポートを。
2016年7月22日(金)に日本武道館で行われた《相対性理論》のライブ。
出演者は相対性理論のみで演奏時間は約2時間程、18曲位。
私が購入した席は見切れ席ということでステージが見にくいとされていたみたいだが、特にそういった不便はなかった。
数ヶ月前に新譜(アルバム『天声ジングル』)がリリースされたこともあり、演奏曲はその中のものが多かった。
“「天声ジングル」は、CD、アナログ盤(180g 重量盤LP)、高音質ハイレゾ盤(Blu-ray・BDM仕様)、カセットテープ、の4つのメディアで同時発売(収録曲目はいずれも同内容)。圧倒的な世界観や音像を余すことなく堪能することができる。ジャケットはやくしまるえつこによる描き下ろしドローイング作品”。
相対性理論「天声ジングル」予告篇(2016.4.27 on sale)
イベントタイトルに“八角形”と冠せられているように、メンバーのステージも八角形となっていた。
武道館も八角形の構造なので内部に同一構造が置かれている形。
そして曲によって《やくしまるえつこ》さんを囲うように上部から光る八角形が一辺ずつ独立して降りてきたりしていた。
会場とイベントタイトルと演出が相互に関連していて良かった。
他の舞台装置としては背面に大きい(3面?)スクリーンがあった。
演奏曲に応じて各種映像が流されていた。
ライブ開始直前、メンバー登場前に“FLASHBACK”のミュージックビデオが流された。
私は今回が相対性理論のライブ初体験だったのだが、話通り淡々と演奏のみが進行するスタイルだった。
曲開始まえに一言程度話される位。
演奏曲に対応していた。
「お客様の中に私は居ますか」 → “わたしがわたし”
「落ち込んだりもしたけれど、私は天使です」 → “ベルリン天使”
など。
前述した通り新譜『天声ジングル』の曲が多く聴けた。
スタジオ盤の音と比べるとリズムマシンのパキッとしたビート感とスカスカ感があまりなかった気がする。
全体的にドカドカしていた。
曲毎に関する細かい感想を羅列して手短に述べる。
“天地創造SOS”+“ケルベロス” 新譜の収録曲順通りこの2曲からライブが始まってかなり気分が高揚した。
“キッズ・ノーリターン” 「これって、タイムマシンじゃない?」の芝居がかったセリフがスタジオ盤に比べると淡白だった。
“LOVEずっきゅん” 演奏後に客が高まって大きく拍手していたので微笑ましかった。
“YOU & IDOL” スタジオ盤で流れていたスティールパン的な音はギターで代用されていた。
“おやすみ地球” リズムの起動と停止を数回繰り返したのはミスだったのか演出だったのか。
“FLASHBACK” やくしまるさんが適当にスクラッチしていて良かった。ヒップホップフレイバー。
元々かなり好きだったバンドなのですっかり楽しめた。
席がステージから遠かったので衣装や所作があまり見られなかったのは残念だが。
11月にワンマンではないがまたライブがあるそうなのでそちらにも行きたい。
以下にライブ本編とは関係ないが関連した情報を記しておく。
会場の物販で新譜『天声ジングル』のジャケと(多少異なるが)同じデザインのTシャツを購入した。
4000円だったかな。
Mサイズでも何故か大きかったのでSサイズにした。
生地が良い。
インパクト大だが普段使いで早速着ている。
新譜及び今回の武道館ライブと連携してビームスレコーズの店舗でやくしまるさんのドローイングが掲示されていたので観た。
書かれている“YXMR”とは“やくしまる”と読むのだろうか。
新譜を購入すると特典が貰えるのだが、私は既に所有していたのでそれは見送った。
井の頭公園の園内アナウンスの声がやくしまるさんになっているらしいので聴きに行った。
“井の頭恩賜公園では毎日10:00、12:00、16:00の定時放送がやくしまるの声になり、やくしまるのアナウンスとともに相対性理論の最新アルバム「天声ジングル」収録曲「弁天様はスピリチュア」が放送される。
放送は1回が2分程。
良い声で利用マナーを告げられる。