最近読んだおすすめ書籍(2015年8月分)
私が最近読んだおすすめ書籍を紹介。
2015年の8月分。
現代建築に関する16章 〈空間、時間、そして世界〉 (講談社現代新書)
- 作者: 五十嵐太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/11/17
- メディア: 新書
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- 作者: 編集協力門脇耕三,西沢大良,千葉雅也,國分功一郎,吉村靖孝,青井哲人,猪熊純,中川エリカ,仲俊治,西田亮介,橋本健史,古澤大輔,連勇太朗,pha,能作文徳,門脇耕三
- 出版社/メーカー: LIXIL出版
- 発売日: 2015/07/24
- メディア: 単行本
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- 作者: マイケル・S.ガザニガ,Michael S. Gazzaniga,藤井留美
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2014/08/28
- メディア: 単行本
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快感回路---なぜ気持ちいいのか なぜやめられないのか (河出文庫)
- 作者: デイヴィッド・J・リンデン,岩坂彰
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2014/08/06
- メディア: 文庫
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- 作者: アーヴィンラズロ,Ervin Laszlo,吉田三知世
- 出版社/メーカー: 日本教文社
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
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最近読んだおすすめ書籍(2015年7月分)
私が最近読んだおすすめ書籍を紹介。
2015年の7月分。
- 作者: ロランバルト,Roland Barthes,山田登世子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2011/11/09
- メディア: 文庫
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アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ベスト新書)
- 作者: 岸見一郎
- 出版社/メーカー: ベストセラーズ
- 発売日: 1999/09
- メディア: 新書
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- 作者: レムコールハース,Rem Koolhaas,鈴木圭介
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1999/12/01
- メディア: 文庫
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別ミルメ的2015年上半期おすすめ書籍30選
私、別ミルメが2015年の上半期(1~6月)に読んだ書籍の中で特におすすめのものを紹介。
尚、書籍の発売時期が2015年の上半期という訳では無く、私が読んだ時期を指すので注意を。
発表順に順位的なものは無い。
【1】
歌舞伎町のミッドナイト・フットボール -世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間- (小学館文庫)
- 作者: 菊地成孔
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/09/07
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音楽家《菊地成孔》さんの文章がいくつか。
優美に展開しつつ終盤は感傷を併せて。
【2】
タイトル通り先ずの一冊として有効。
この書籍に限らず、《立川武蔵》さんの宗教系のものは読みやすい。
【3】
哲学者《バールーフ・デ・スピノザ》の簡潔で明確な汎神論を解説。
【4】
ヨーガとはヨガと換言しても良い(多少異なるが)。
その思想と実行。
【5】
哲学的時間論に関する。
《青山拓央》さんの時間論の文章は分かりやすく興味深い。
【6】
唯識思想の先ずの一冊として。
文体がやわらかい。
【7】
集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか (NHKブックス)
- 作者: 仲正昌樹
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
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タイトル通りポストモダンを振り返る。
《仲正昌樹》さんの哲学講義は本当に分かりやすい。
【8】
哲学者《ディオゲネス》の生涯とエピソードを詳細に紹介。
語られているエピソードの真偽の検証のパートがまた面白かったり。
【9】
贈与論関係で欠かせない一冊。
世界の各部族のそれらを詳述する。
ポトラッチは神や精霊にも向けられる。
【10】
科学と哲学を結んで考える。
帰納と演繹で命題を探る。
【11】
神経科学の話を実際の臨床エピソードを交えて紹介する。
文章がユーモアを効かせつつ綺麗。
【12】
マンガ 密教入門―密教の神秘を解き明かす (サンマーク文庫)
- 作者: 白取春彦,篠崎佳久子,金岡秀友
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2000/05
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タイトル通りマンガ形式だが、テキストが中心。
マンダラなどは図も重要なのでこの形式なのが寧ろ良いのかも。
【13】
哲学者《ジル・ドゥルーズ》を分かりやすく解説。
【14】
文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
- 作者: ジャレド・ダイアモンド,倉骨彰
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2012/02/02
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文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
- 作者: ジャレド・ダイアモンド,倉骨彰
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2012/02/02
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人類の繁栄の歴史を数万年のスケールで広大に分析する。
タイトルの3つのワードが大きく関わる。
【15】
貨幣という謎―金(きん)と日銀券とビットコイン (NHK出版新書 435)
- 作者: 西部忠
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/05/08
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交換される金(きん)などをはじめとするものの危うさと不思議さを実感させられる。
不確かな信用。
【16】
いくつかの重要な現代思想の概念を映画作品を例示として使用しつつ解説。
【17】
生における余剰から哲学する。
資料として挙げられる書籍がどれも興味深く、ガイドブックとしても機能している。
【18】
無学の状態から素数について丁寧に学べる。
非常に易しい。
【19】
知恵の樹―生きている世界はどのようにして生まれるのか (ちくま学芸文庫)
- 作者: ウンベルトマトゥラーナ,フランシスコバレーラ,Humberto Maturana R.,Francisco Varela G.,管啓次郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1997/12
- メディア: 文庫
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オートポイエーシスに関する。
生物、無生物が増えること。
【20】
ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 作者: マルコイアコボーニ,Marco Iacoboni,塩原通緒
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/07/08
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他者との体験(疑似)同期。
知覚が繋がっている。
【21】
- 作者: ロランバルト,Roland Barthes,宗左近
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1996/11
- メディア: 文庫
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表徴の帝国、日本を幽かにそして鮮明に写し取る。
表紙がカッコ良い。
【22】
図形のシンメトリー、音楽のシンメトリーなどをストーリーを持たせて紹介。
【23】
株の取引きにアルゴリズムを取り入れた当時の話が非常に面白い。
小説的にリリカルな構成で読みやすい。
【24】
哲学の各思想や各主義を非常に簡潔な文章と図で紹介。
かなり成功している企画だと思う。
【25】
聖書の内容などを絵画を参照にしつつ追うことで理解が深まる。
描かれている人物や物の意味を文章で補足。
カラーで大きく作品が載っているので眺めるだけでも楽しめる。
【26】
- 作者: トムジーグフリード,Tom Siegfried,冨永星
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/09/03
- メディア: 文庫
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“もっとも美しい数学”かはさておき、ゲーム理論への理解が大きく進む。
例示がどれも面白い。
【27】
《ジャック・ラカン》の著書の解説が特に分かりやすかった。
ブックガイドとしても是非。
【28】
心理と経済の近い交差。
【29】
S,M,L,XL+: 現代都市をめぐるエッセイ (ちくま学芸文庫)
- 作者: レムコールハース,Rem Koolhaas,太田佳代子,渡辺佐智江
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/05/08
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建築から見る都市論。
美しい情景描写。
【30】
偶然の科学 (ハヤカワ文庫 NF 400 〈数理を愉しむ〉シリーズ)
- 作者: ダンカンワッツ,Duncan Watts,青木創
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/01/10
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歴史の結果の偶然。
それはビジネスにおいても。
最近読んだオススメ書籍(2015年6月分)
私が最近読んだオススメ書籍を紹介。
2015年の6月分。
- 作者: トムジーグフリード,Tom Siegfried,冨永星
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/09/03
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S,M,L,XL+: 現代都市をめぐるエッセイ (ちくま学芸文庫)
- 作者: レムコールハース,Rem Koolhaas,太田佳代子,渡辺佐智江
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/05/08
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偶然の科学 (ハヤカワ文庫 NF 400 〈数理を愉しむ〉シリーズ)
- 作者: ダンカンワッツ,Duncan Watts,青木創
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/01/10
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最近読んだオススメ書籍(2015年5月分)
私が最近読んだオススメ書籍を紹介。
2015年の5月分。
有閑階級の理論―制度の進化に関する経済学的研究 (ちくま学芸文庫)
- 作者: ソースティンヴェブレン,Thorstein Veblen,高哲男
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1998/03
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ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 作者: マルコイアコボーニ,Marco Iacoboni,塩原通緒
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/07/08
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- 作者: ロランバルト,Roland Barthes,宗左近
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1996/11
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レヴィナス・コレクション (ちくま学芸文庫―20世紀クラシックス)
- 作者: エマニュエルレヴィナス,Emmanuel L´evinas,合田正人
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1999/05
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最近読んだオススメ書籍(2015年4月分)
私が最近読んだオススメ書籍を紹介。
2015年の4月分。
- 作者: ネルソングッドマン,Nelson Goodman,菅野盾樹
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/02/06
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知恵の樹―生きている世界はどのようにして生まれるのか (ちくま学芸文庫)
- 作者: ウンベルトマトゥラーナ,フランシスコバレーラ,Humberto Maturana R.,Francisco Varela G.,管啓次郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1997/12
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obalto 『BETSU REMIXES』
今回は音楽のレコメンドを。
obalto
『BETSU REMIXES』
2015年4月にリリース。
《obalto》さんの音と私(別ミルメ)の音を折衷させて制作されたトラック群で構成される。
アートワークがカッコ良い。
電子音楽、無音、ダブ、ボーカロイド、フィールドレコーディングのニュアンス。
制作のプロセスとしては先ず私の音をobaltoさんに渡し、それをobaltoさんが後程音を追加したり編集を行う。
収録の全8トラックのうち、1~6トラック目が上記の手順で制作された。
7トラック目はこれらの音を総じてコラージュ的に利用し制作された。
8トラック目のみ私がobaltoさんの音を受け取り、それに音を追加し編集した(つまり逆の手順)。
以降、収録の全8トラックを半ば関係者として、半ばいちリスナーとして解説と紹介を行う。
01 obalto + BETSU MIRUME - Err + dub cloud
雷鳴と雨雲。
フィールドレコーディング風だが、これはどちらもシミュレーションにより生成されている。
雷鳴にダブエフェクトを纏わせて滞留させる。
そこにobaltoさんの雨雲が流れて来る。
コラボレーションの起こりとしての1トラック目。
02 obalto + BETSU MIRUME - redesign of noise realize
電子音を巨大なブレイクで停止させる。
電子音を出すのが私で、それを停止させる権利をobaltoさんが持つ。
静と動、無音と音の構図が緊張感を持って配置される。
03 betsu pianoforte (another cold remix)
私が疎らにピアノの音色を落とす。
そこに2トラック目同様、obaltoさんのブレイクが干渉する。
04 slide first attack (serene siren rmx)
obaltoさんがその他の電子音と音色の編集を行う。
後半の不穏さ、不気味さは映画『2001年宇宙の旅』のBGMを想起させる。
05 obalto + BETSU MIRUME - voice effect voice (dual hatsune miku)
4トラック目同様、私がボーカロイド・初音ミクを操作している。
こちらではバックトラック的な音は無くシンプルに声のみが時間上を流れていく。
短時間で頻繁にエフェクトをかけ続ける。
終盤、部分的に声が二重となり存在感が倍加する。
06 betsu ambient (white out remix)
輝度ある音の放射で浄化される。
無場所的、或いは宇宙的。
4トラック目とのシナジーがある。
私が提供した具体的な音をobaltoさんがひたすら抽象化させる。
瞑想、光。
終盤のピアノの音は現実。
07 primary contact
間隔の詰められた電子音のコラージュ、連続。
前述したようにこのトラックは今までの私の音の素材が横断統合し利用されている。
疎と密のコントラストが知覚に大きく影響を与える。
後半はobaltoさんのソロ(的)。
最後の巨大は無音は二者の意図、コンセプトである。
08 BETSU MIRUME - betsu cross
前述したようにこのトラックのみ私がobaltoさんから音を受け取り編集した。
ベースのドローンが私で、上で飛び回る電子音がobaltoさんの音。
運動量の差が互いの音を引き立てる。
この様に全8トラックながら忙しく構成が移行していく。
しかしながら、音色の選択は一貫しているのでそこまで散った印象は無いかなと。
ビートと低音の不在があるが、反面高音の電子音がしっかりとフォーカスされる。
最後に関連情報をいくつか。
obaltoさんはTwitterでは《yorosz》さんとして色々情報を発信されている。
つまり、obalto a.k.a. yorosz。
私のソロ作。
BETSU MIRUME
『BETSU MIRUME』
以降もコラボは続くかもしれない。